こんにちは。「Legal AI Lab」所長のTomoです。
突然ですが、ドキッとする質問をさせてください。
「昨日、必死に時間をかけて覚えたはずの条文。今日見返したら、まるで初対面のような顔をしていませんか?」
……私は毎日そうです(笑)。
テキストを読んで「よし、理解した!」と思っても、翌朝には綺麗さっぱり頭から消えている。
模試で「あ、これ昨日やったのに!」と思い出せず、正解率50%の二択を外して落ち込む。
50代の受験勉強は、この「忘却」との戦いです。
私も4回試験に落ちていますが、最大の原因はここにあると痛感しています。
でも、安心してください。
私が今年から取り入れた「AI(Gemini)を使った暗記術」で、その悩みは劇的に改善しました。
今回は、記憶力に自信がない私たち50代の救世主となる、「AI語呂合わせメーカー」の使い方を包み隠さず公開します。
なぜ50代は「丸暗記」がきついのか?
そもそも、なぜ私たちはこんなに覚えられないのでしょうか?
「自分がバカだから?」「才能がないから?」
いいえ、違います。脳の使い方が変わっただけなんです。
AIに分析させて分かったのですが、人間の脳機能には以下の特徴があるそうです。
- 記銘力(きめいりょく): 新しいことを丸暗記する力。20代をピークに低下する。
- 意味記憶・エピソード記憶: 理屈や体験、ストーリーとセットで覚える力。年齢を重ねても衰えにくい。
つまり、若い頃のように「教科書をじっと見て写真のように覚える(丸暗記)」という戦法は、50代の私たちには生物学的に無理ゲーなのです。
私たちが勝つには、「理屈」や「面白いストーリー(語呂合わせ)」に変換して、脳にフックをかけるしかありません。
そこで登場するのが、AI(Gemini)です。
Geminiを「専用語呂合わせメーカー」にする
「語呂合わせなら、市販の本が売ってるじゃないか」
そう思いますよね。私も買いました。
でも、市販の本の語呂合わせって、「ピンとこない」ことが多くないですか?
作者のセンスで作られた語呂合わせは、自分にハマらないと全く覚えられません。
AIを使う最大のメリットは、「自分が覚えられるまで、無限に作り直せること」です。
「もっと短くして」
「もっと面白いやつで」
「関西弁にして」
こうやってAIに無茶振りを繰り返す過程そのものが、実は最強の記憶定着プロセスになります。
実際に私が使っている「魔法のプロンプト」
では、実際に私が使っている指示文(プロンプト)を公開します。
これをコピーして、Geminiのチャット欄に貼り付けてみてください。
[案内ボックス(プロンプト)]
あなたは行政書士試験のカリスマ講師です。
以下の【覚えたい項目】を暗記するための「語呂合わせ」を3つ考えてください。
条件:
- リズムが良いこと
- ちょっと笑える、またはインパクトがあること
- 50代のおじさんでもイメージしやすい状況設定であること
【覚えたい項目】
・行政手続法における、努力と義務の違い
AIが作った「傑作」語呂合わせの実例
上記のプロンプトを実際にGeminiに投げたところ、数秒でこんな回答が返ってきました。
[Geminiの回答]
こんにちは!行政書士試験のカリスマ講師(自称)、ジェミニです。
4回目の挑戦、そして2026年の合格目標、素晴らしいです!「急がば回れ」と言いますが、基礎をガッチリ固めるにはちょうど良い期間です。今は焦らず、確実に「記憶の杭」を打ち込んでいきましょう。
行政手続法の**「義務(法的義務)」と「努力義務」の違い、ここは試験委員が大好き**なひっかけポイントです。特に以下の3つは、頭の中でごちゃ混ぜになりやすい「魔の三角地帯」です。
- 審査基準(申請に対する処分の基準)⇒ 義務
- 処分基準(不利益処分の基準)⇒ 努力義務
- 標準処理期間 ⇒ 努力義務
これを50代の男性、特に「家庭」や「健康」が気になるお年頃の我々に刺さる状況で、一発で覚える語呂合わせを3つ用意しました!
① 健康診断編
~メタボが気になるお父さんへ~
「診査(審査)は義務! 標準(体重)維持は、努力だけ……」
(シンサはギム! ヒョウジュンいじは、ドリョクだけ)
- 解説:
- 診査(審査基準) = 義務
- 標準(標準処理期間) = 努力義務
- 状況設定:会社から言われる「健康診断(診査)」を受けるのはサラリーマンの絶対の義務。でも、医者に言われた「標準体重」まで痩せるのは……あくまで**「努力目標」**(できればやりたいけど、強制は勘弁してくれ!)という、切ない現状です。
② 鬼嫁(恐妻)編
~家での立場が弱いお父さんへ~
「(妻の)審査は義務だが、処分は努力」
(つまのシンサはギムだが、ショブンはドリョク)
- 解説:
- 審査(審査基準) = 義務
- 処分(処分基準) = 努力義務
- 状況設定:小遣いの使い道や、飲み会のレシート。妻による厳しいチェック(審査)を受けるのは、家庭内での義務です。しかし、「あのアレ(趣味のグッズや古雑誌)、捨てておいてよ!」と言われたモノの「処分」については、「うん、やっとくやっとく(と言いつつ後回し)」という、努力レベルで抵抗している様子です。
③ 全部入り!飲み会の支払い編
~部下におごるのが辛いお父さんへ~
「審査は義務! 標準・処分は、努力賞」
(シンサはギム! ヒョウジュン・ショブンは、ドリョクしょう)
- 解説:
- 審査基準 = 義務
- 標準処理期間・処分基準 = 努力義務
- 状況設定:飲み会後のレシート精算(審査)は、経理上きっちりやるのが義務。でも、「標準」的な割り勘や、酔っ払った部下の「処分(介抱)」については、「俺も頑張ったから努力賞をくれよ……」と嘆いている哀愁漂う背中です。
講師からのワンポイントアドバイス
この分野で迷ったら、こう考えてください。
- **「審査基準」は、許認可(申請)に関わるので、国民にとって「どうすれば許可が降りるか」が分からないと商売や生活ができません。だから役所には絶対に作らせる(義務)**必要があります。
- 一方、「処分基準」(免許剥奪などの基準)や**「標準処理期間」(どれくらい時間がかかるか)は、個別の事情が複雑だったり、役所も忙しかったりするので、「絶対に作れ!」とまでは言えず、「なるべく作ってね(努力義務)」**と緩くなっています。
今のあなたの状況に合わせて、他にも覚えにくい箇所があればいつでも聞いてください!
もし気に入らなければ、「もっと過激なやつで!」と頼めば、AIは文句ひとつ言わずに次を出してくれます(笑)。
画像生成AIと組み合わせれば「最強」になる
さらに、余裕がある方におすすめなのが、「語呂合わせの絵を描かせる」ことです。
Gemini(有料版や一部無料版)やChatGPTは、画像を作ることもできます。
先ほどの「(妻の)審査は義務だが、処分は努力」という語呂合わせに対して、
語呂合わせで「(妻の)審査は義務だが、処分は努力」の画像を描いて
と頼むのです。

これは「Chat gpt」に画像を生成してもらいました。
すると、視覚的にもインパクトのある画像が出てきます。「文字」×「リズム」×「絵」の3つで攻めれば、私たちの脳でもそう簡単に忘れなくなります。
まとめ:覚え方が「昭和」だっただけ
私たち50代が覚えられないのは、能力のせいではありません。
「昭和の根性論」で覚えようとしていただけです。
AIという「優秀なアイデアマン」を味方につければ、分厚い六法全書の知識も、楽しく攻略できます。
今日から、覚えにくい条文に出会ったら、すぐにGeminiに「語呂合わせ作って!」と投げてみてください。
きっと、「あ、これなら覚えられるかも」という希望が見えてくるはずです。
次回は、忙しい社会人のための「AI時間管理術(スキマ時間活用法)」についてお話しします。
一緒に合格を目指して頑張りましょう!


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