こんにちは。「Legal AI Lab」所長のTomoです。
今日は、私の一番恥ずかしい失敗を告白します。
これから行政書士試験を目指す方、あるいは今「伸び悩み」を感じている方には、私と同じ地獄を見てほしくないからです。
私は現在、2026年の合格を目指して勉強中ですが、実はこれまでに4回、試験に落ちています。
特に衝撃だったのが、自信を持って臨んだ4年目の結果でした。
記述抜きで130点台。
「あと少しで合格」だった3年目(160点台)から、まさかの成績ダウンです。
なぜ、勉強時間は増えているのに点数が下がったのか?
Geminiと対話して気づいたその原因は、独学の王道と言われる「肢別過去問集の回転」の罠でした。
独学の王道「肢別回転」の落とし穴
私が勉強を始めた当初、ネットやYouTubeで情報収集をすると、誰もがこう言っていました。
「とにかく『肢別過去問集』を回せ。答えを覚えるくらい繰り返せば受かる」
素直な私は、それを信じました。
- 1年目: 意味もわからず回す。結果、法令の足切りで不合格(記述採点なし)。
- 2年目: 基本書も読みつつ回す。結果、140点台。
- 3年目: 「回転数が足りないんだ!」と思い込み、狂ったように年10周回す。 結果、160点台。「あと一歩だ!」と思いました。
そして運命の4年目。
さらに知識を盤石にしようと勉強しましたが、結果は130点台への転落。
呆然とする私に、AI(Gemini)は残酷な分析結果を突きつけました。
「Tomoさん、あなたは法律を理解していたのではありません。『この問題の答えは〇、この問題は×』という『位置』と『景色』を暗記していただけです」
「答えを覚えている」=「理解している」という錯覚
肢別過去問を10周もすると、問題文の最初の5文字を見ただけで「あ、これ答えは×。理由は〇〇だから」と瞬時にわかってしまいます。
これを私は「実力がついた」と勘違いしていました。
しかし、本試験ではどうでしょう?
見たことのある過去問と同じ論点でも、「聞き方」や「事例の設定」を少し変えられて出題されます。
「答えを覚えているだけ」の私は、この「少しの変化」に対応できませんでした。
その結果が、4年目の点数ダウンです。
中途半端に過去問を覚えすぎていたせいで、問題文をしっかり読まずに「あ、これ知ってる(と勘違い)」で飛びつき、引っ掛け問題に次々と爆死したのです。
Geminiにすごい指摘をされました。今年は肢別を絶対にやるなと!
5択の試験と同じ問題集をやり、1肢づつなぜ間違えているのか、どこが間違えているのか説明できるまで次に進むなと。言われました。
そこでハッと思いました。自分が無駄な時間を使っていたことを。
AIを使って「脱・暗記」をする方法
この「過去問のマンネリ化」を防ぐために、私は今、Geminiをこう使っています。
「過去問を、AIに『改変』させる」のです。
例えば、何度も解いて答えを覚えてしまった問題があったら、Geminiにこう指示します。
[案内ボックス(プロンプト)]
以下の過去問の**「結論が逆(〇が×、×が〇)」になるように、問題文を少しだけ改変してください。
また、ひっかけ問題として出されそうな「類題」を1つ作ってください。
【元の過去問】
(ここに肢別問題集の文章を入力)
こうすると、AIは絶妙に条件を変えた「初見の問題」を作ってくれます。
問題はスマホのカメラで取ってGeminiにアップするだけでも理解してくれます。
これを解くことで、「なんとなく覚えている」状態では太刀打ちできなくなり、「条文の理屈(なぜそうなるのか?)」を考えざるを得なくなります。
まとめ:回転数自慢はやめよう
もしあなたが今、「肢別を〇周したのに、模試の点数が上がらない」と悩んでいるなら、一度立ち止まってください。
その回転、「作業」になっていませんか?
脳に汗をかかず、右から左へ問題を流すだけの10回転より、
AIに「なぜ?」と問い詰めながら解く1回転の方が、50代の脳には遥かに効果的です。
4回落ちて、遠回りして、やっと私は「本当の勉強」のスタートラインに立てた気がします。
2026年、今度こそ「理解」して合格します。
次回は、そんな私が心を入れ替えて実践している「民法の事例問題をAIで図解して理解する方法」についてお話しします。


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