「NotebookLM?ああ、PDFをラジオみたいにしてくれるやつでしょ?」
もしあなたがそう思っているなら、それは実にもったいない使い方です。 Googleの生成AI「NotebookLM」の真の恐ろしさは、音声生成ではなく、複数の資料を横断的に読み解く「圧倒的な分析力」にあります。
今回は、私が実際に令和7年度行政書士試験の「不合格(150点)」という結果をNotebookLMに分析させ、「予備校の講師レベル」の的確なアドバイスを引き出した具体的な手順を公開します。
👀 目が疲れている方へ:この記事の要約ラジオ(AI音声)を用意しました。再生ボタンを押して、目を閉じて聞いてください。
ステップ1:AIに「判断材料」を与える
NotebookLMがChatGPTやGeminiと違うのは、「読み込ませたソース(資料)のみ」に基づいて回答するという点です。つまり、嘘をつきにくい(ハルシネーションが少ない)のです。
まずは、分析に必要な材料をすべて放り込みます。私が今回アップロードしたのは以下の資料です。
今のバージョンは便利になって、WEBから検索して必要な情報を収集して追加してくれます。
ウェブで新しいソースを検索で「今年の行政書士試験の総評と問題の難易度、それぞれのランクを調査してください」と入力してソースを追加します。



- 大手予備校(TAC、LEC等)の本試験講評PDF:今年の試験の「客観的な難易度」データ。←これは検索でソースに追加しました。
- 自分の自己採点結果:どの問題を間違えたかのリスト。←これはスプレッドシートにまとめます。問題番号と自分の選択肢、正解肢を入力したものを作成。
これらをドラッグ&ドロップするだけで、AIの中に「2025年度試験のデータベース」が完成します。
ステップ2:AIを「コンサルタント」にするプロンプト
資料を入れただけでは、AIは動きません。ここで「どう分析してほしいか」を指示します。 多くの人はここで「要約して」と言ってしまいますが、それでは浅い答えしか返ってきません。
私は今回、このように入力しました。
【実際に使ったプロンプト】
今年の行政書士試験の総評と問題の難易度、それぞれの問題のランクを調査してください。 その上で、私の得点データと照らし合わせ、「合格基準点(180点)に届かなかった最大の原因」を、精神論ではなくデータに基づいて分析してください。
ポイントは、「総評(全体像)」と「私の得点(個別データ)」を「照らし合わせろ」と指示することです。これにより、AIは単なる要約マシーンから、あなた専用の戦略コンサルタントに進化します。
ステップ3:返ってきた「残酷な真実」
数秒後、NotebookLMがはじき出した回答は、私が「難問のせいで落ちた」と言い訳していた心をへし折るものでした。
NotebookLMの分析結果: 「あなたの課題は『あと30点』という漠然としたものではありません。 あなたは、正答率60%以上の**『Aランク問題(基礎問題)』だけで44点分も失点**しています。 難問(Cランク)を捨てても、このAランクさえ取れていれば194点で合格していました。」
鳥肌が立ちました。 「民法が難しかったから」という言い訳を見透かされたように、「落としてはいけない基礎問題」をリストアップし、私の基礎知識の穴(精度不足)を指摘してきたのです。
まとめ:NotebookLMは「自分専用の参謀」になる
音声機能(Audio Overview)は、通勤中のインプットには最適です。 しかし、机に向かえる時間は、ぜひこの「チャット機能」を使ってください。
- 模試の結果分析
- 苦手分野の共通点探し
- 過去問の傾向分析
また、下の画像にある機能でテストやスライド資料、レポートも作成できるので、色々と試してみて活用して見てください。

これらをNotebookLMに任せることで、あなたは「何を勉強すべきか」に迷う時間をゼロにし、「勉強そのもの」に集中できるようになります。
「聞き流す」だけでなく、「考えさせる」。 これが、AI時代の賢い試験対策です。


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